ソータ・バランと広帯域バランの動作

・ソータ・バランと広帯域バランの周波数特性

・同軸ケーブルを使ったモノバンド・バランの製作

・SWRの値と損失

 

・広帯域バランの製作

   使用部品

  BNCを使用した小型バラン 20mmのTSキャップC

   M型コネクタ用の取り付け穴をあける      M型コネクタの取り付け
       トロイダルコアへはトリファイラ巻にすること    作成したバランのエレメントをケースに実装

 


 

   アミドンのT94−6(黄色)に0.8Φのホルマリン線を使い 10ターンのトリファイラ巻

 

     部品表

 
品名
型番
員数
単位
  価格     備      考

1

 トロイダルコア  T94−6
1
300
 T94−2(赤)は 240円
2
 ホルマリン線  0.8Φ
60
 10mで300円  エナメル線でも可   
3
 ネジ  M4x15mm
100
 ネジ ワッシャ ナット全て含む代金
4
 ワッシャ  M4
 
5
 ナット  M4
 
6
 蝶ナット  M4
 上のナット2個の代わり (なくても OK)
7
 M型コネクタ
 丸型
100
 BNCでも可 (好きなコネクタタイプ)
8
 TSキャップ C  25Φ
75
 水道用の塩ビパイプ用キャップ

・同軸ケーブルを使ったバランの製作

 

・SWRの値と損失

SWR

ミスマッチによる損失(%)

1.0
0.00%
1.1
0.23%
1.2
0.83%
1.3
1.70%
1.4
2.80%
1.5
4.00%
1.7
6.70%
2.0
11.0%
2.5
18.0%

3.0

25.0%

・SWR1.5は不良か?

 SWRの値が1.5のときに生ずるロスは4%、すなわち96%の電力はアンテナへ供給される

 この4%はSメータにして針の幅ほども変わらないのである。つまりSWR1.5とSWR1.0は

 通常であればまったく問題がない差異である。

 結論からいうとSWR1.5は立派な実用範囲内である。

 ロスのみを話題にする場合には送信機端からアンテナの輻射部までにはSWR以外にロスを

 発生させる構成要素がいくつか存在する。

 1.送信機部 同軸コネクタ 

 2.同軸ケーブル

 3.ミスマッチによる損失

 4.アンテナ接合部 同軸コネクタ

 各同軸コネクタは周波数にもよるが一般に0.2dB/一箇所 前後といわれている。

 同軸ケーブルのロスは使用する同軸の種類と使用周波数に大きく依存する。

 例)5D2Vで  0.44dB/10M  30MHz

          1.85dB/10M 430MHz 

          同軸ケーブルの損失の詳細はここ(JARLのウェブサイト)を参照してください。

 上記以外でも経年変化による損失等が加わるため、常にアンテナ系のメンテナンスには気配り

 が必要である。