簡単なキャリアポイント調整法(JL1XFR 木島さん編)

木島さんによると従来の方法に比べ1/10位の時間でできるそうです

木島さんよりメールをいただきました。下記の点をご注意くださいとの事です。

(以下、木島さんのメールより転載)

調整には2種類の周波数の信号を使用しますが、その作成時に あるPCではレベルフラットに調整されていても、別のPCでは 異なる場合があること (サウンドカードの特性のためで大体電圧比で1〜3dB有るようです そのため、出来れば実際に使用するPCで作成する事が望ましいです これは私自身確認しています。)
出力の取り出しは、PCのLINE−OUTからではなく ヘッドフォン出力から取り出すこと (レベル可変のためと、インピーダンスが比較的低いですから 600〜50kオームと広範囲な受け側impへの影響を 最小限に押さえるためです、LINE−OUTからの取り出しでも マッチングの問題がクリアー出来ればOKです。)
出力レベルに注意する事 (ヘッドフォン出力から取り出した場合、最初はボリューム”ゼロ” にした方が良いでしょう。)
信号周波数の切り替え時間は、測定に使用するメーターの特性に より、最適値が異なること (メーターによって、アタック・リリース時間が異なるため そのため、ディジタル表示のパワー計では、このキャリアポイント の測定原理から言っても不適当)
精密かつ厳密に調整を行うには、調整用信号の作成時に ミリバル等の電子電圧計を用いてのレベル管理が必要なこと。 (これは仕方がありませんが、私の経験から、パソコンソフトを 用いた発振器でも、0.1dB単位でのレベル調整が可能です。)

注)上記を考慮せずにやったとしても、従来の方法よりもずっと早くしかも高精度で調整が可能とのことですが、各自でご判断の上、

ご自分の責任で実施をお願い致します。

キャリアポイント調整用変調信号(下に詳細波形)    マイク端子に入力

 

     詳細波形  振幅の等しい300Hzと2700Hz(400Hzと2600Hz)の音声信号によりキャリアポイントを調整

 

調整方法

   ・アンテナ端子に指針の周波数応答特性のよい終端型電力計(電力計+ダミーロードでも可)を接続

   ・上記信号(300Hz−2700Hz)をマイク端子に入力し変調をかける  

    (ここから300Hz−2700Hz変調信号のMP3ファイルをダウンロードできます 320KB)

   ・このとき電力計の針が振動しているようであればキャリア周波数(キャリアポイント)を変更し

    電力計の針(指示)の振動がとまるように調整

   ・この後、(400Hz−2600Hz)でも同じことを行いキャリアポイントの再調整を行う

    (ここから400Hz−2600Hz変調信号のMP3ファイルをダウンロードできます 320KB)

 

動作原理

 フィルター特性
 フィルター特性

   キャリアポイントがずれていた場合

   300Hzでの出力と2700Hzでの出力

   で差異(儼)が発生し針が振動する

    正常時には一定の電力を指示し針は

    振動しない