pluto+でPortsdown4用ファームウェア―をSDカードから起動する方法

1. 推奨ファームウェア

Portsdown 4 (BATC) で推奨されている、あるいは互換性が高いファームウェアは以下の通りです。

  • F5OEO “For the Brave” Firmware: DATV(デジタルアマチュアテレビ)用途で最も一般的です。特にネットワーク(LAN)経由での配信やRTMPストリーミングをサポートしており、Portsdown 4との親和性が高いです。
  • F5OEO Pluto+ 専用版: Pluto+のEthernetポートをネイティブにサポートするバージョンがあります。
  • Maia SDR Firmware: スペクトラム表示など、より高度なSDR機能が必要な場合に利用されますが、Portsdown 4の送信機として使う場合はF5OEO版が確実です。

2. SDカードブートのためのハードウェア設定

Pluto+でSDカードからブートするには、基板上のジャンパーピン(またはパッド)を物理的に接続する必要があります。

  • 接続箇所: 基板上の SD-H1V8 (1.8V) をジャンパー線などで短絡させます。
  • 動作: この設定により、起動時に内蔵フラッシュではなくSDスロットのデータを優先して読み込むようになります。

3. SDカードの作成手順

  1. フォーマット: SDカードをFAT32でフォーマットします。
  2. ファイルの配置: * ダウンロードしたファームウェア(通常は sdimg.zip などの名称)を解凍します。
    • 解凍して出てきた boot.binuboot.envrootfs.cpio.gz などのファイルをSDカードのルートディレクトリに直接コピーします。
  3. 挿入: 電源を切った状態でPluto+のSDカードスロットに挿入します。

4. Portsdown 4側での設定

Pluto+がSDから正常に起動(緑のLEDが点滅)したら、Portsdown 4のメニューから以下の設定を行ってください。

  • Menu 3 (System Config) -> Pluto Config
  • Pluto IP Address: Pluto+のIPアドレス(デフォルトは 192.168.2.1 ですが、LAN接続時はルーターから割り当てられたアドレス)を入力します。
  • Mode: RTMPまたはUSB(接続方法に合わせる)を選択します。

注意点: Pluto+の基板のリビジョン(Rev 1.0やRev 2.0)によっては、JTAGやIOの電圧が1.8Vと3.3Vで異なる場合があります。改造時には必ずお手元の基板のシルク印刷(1V8などの表記)を確認してください。

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